ここ数年間ずっと、駅や公共施設などで見かける四ヵ国表記が気になっていましたが、諸悪の根源は、国土交通省・観光庁・国際観光課ということがわかりました。
 
観光庁は、観光立国を目指すと言いながら、従来の「日本語と英語」表記に、中国語、韓国語を加えた四ヵ国語表記を巷に氾濫させ、日本の景観を汚し・日本情緒をなくすような読み難い表示板だらけにし、日本の観光資源を自ら減らす自己矛盾に陥っています。
 
日本らしい景観がこのような酷い状況になっていることに我慢ならず、平成25年10月2日に国土交通省・観光庁・国際観光課に有志7人で陳情書と資料を持って乗り込みました。
 
ところが、2時間ほど話したところで、次の客が来たのでと追い出されました。翌日に次の予定を決めて、電話を頂けると約束してもらいましたが、翌10月3日の電話では「上司に書類を回して検討することになった。検討に1ヵ月くらいかかるから、次の予定は今は言えない」とのこと。
 
1ヵ月後に電話しましたが、観光庁からは「このような意見はたくさん来ているので、忙しくて個別に回答は出来ない」と、誠意のない答え方をされました。
要するに、お役人様は我々から三段跳びで逃げたのです。
 
よって、11月20日に「日本の景観と伝統を守る会」を立ち上げ、巷に蔓延る四ヵ国語表記を徹底的に糾弾し、中韓表記をなくす決意を固めました。
 
2020年東京オリンピックの開催が決まりました。
1962年(昭和37年)10月10日に東京オリンピックが開催され、これに間に合わせるように、首都高速、東京モノレール、東海道新幹線が作られました。オリンピックを機に日本は高度成長したのです。
 
2020東京オリンピックもきっと日本の成長の助けとなるでしょう。
 
そして、日本らしい景観を取り戻す最高の機会だと思います。最後の機会かもしれません。
 
いずれにしろ、日本らしい景観を取り戻す最高の助けになると思います。
 
私たちは今後、観光庁や外務省など官庁および国会議員・都議会議員などに四ヵ国語表記を止めるよう求めていきます。
 
一般人が少人数で何が出来るのか、本当になくせるのかわかりませんが、何もしなければ何も変わらないと思います。
現在の情報化社会の力で、多くの賛同者のお力添えで、何かを変えて行きたいと思っています。
 
このHPをご覧いただいた皆様のご賛同で、きっと変えることが出来ると信じています。
 
「日本の景観と伝統を守る会」をどうぞよろしくお願いいたします。
 
代表  梶谷 洋一